平成25年度 宇宙☆自然講座

今年度も最新の宇宙の話はもちろん,さらに分野を広げて, 天文現象に関係する自然現象などについてもお話しいただきます.今年度も計5回,開催予定です! 

問合せ先:浅口市教育委員会 文化振興課 (0865-44-7055),参加費・申込み不要

★ 会場が 「金光」「鴨方」「寄島」の公民館となります. 回毎に変わりますので,ご注意ください!


第5回 宇宙☆自然講座 平成26年3月29日(土) 15:00〜17:00
     演 題:「銀河の形成と進化 −昨日,今日,明日−」
     講 師:竹内 努さん(名古屋大学准教授)
    会 場:浅口市中央公民館

宇宙にあまたに存在する星と星間物質,そして暗黒物質の巨大な集団である銀河についてお話しします.
銀河がどのように形成され,進化してきたかは長らく興味を持たれてきましたが, 多くの問題が未解決のまま残っています. 本講演では,銀河の進化について最新の話題も含めてお話しします.


第4回 宇宙☆自然講座 平成26年2月8日(土) 10:00〜12:00
     演 題:「小望遠鏡での測光観測の楽しみ」
     講 師:赤澤 秀彦 氏(倉敷市立箭田小学校 校長)
    会 場:浅口市中央公民館1階 大会議室

夜空に輝く星のほとんどが,微妙に明るさを変えています. 中でも変化の大きい星は「変光星」として登録されていますが, 未登録の星や,変光がとらえられていない星や,変光のパターンがはっきりしていない星などがたくさんあります. アマチュア天文家の星の楽しみ方は,観望や写真のほかにもいろいろありますが, 天体からの光をデジタルデータに変換し,星の微妙な明るさの変化を調べる事に楽しさを見いだしました. 小望遠鏡でできる測光観測について紹介します.

大雪のため,中止となりました.また日を改めて開催する方向で検討中ですので,ぜひご参加ください.★


第3回 宇宙☆自然講座 平成26年1月11日(土) 15:00〜17:00
     演 題:「金光学園における天文・宇宙への取り組み」
     講 師:岡ア 裕 氏(金光学園高等学校 天文気象部顧問)
    会 場:浅口市金光公民館1階 視聴覚室

金光学園天文気象部が行った木星の衛星イオの研究がSSH(スーパーサイエンスハイスクール)全国大会で2位にあたる賞を受賞しました. 高校生がどのような研究をして,何が分かったのか報告させていただきます. 合わせて,国立天文台のお膝元で,地元の中学・高校として, 地域での天文気象部の研究や活動を歴史的な内容を踏まえて紹介させていただきます. 現在,天文気象部は45名の部員がいます. これからも地域に根付いた活動を進めて行きたいと思います.


宇宙☆自然講座特別企画
京都大学おもしろ天文楽セミナー 「3.8m望遠鏡がひらく宇宙」

日 時: 平成25年11月24日(日) 14:00〜16:30
会 場: 浅口市中央公民館 2階大講義室 (浅口市鴨方町鴨方2244-2)
対 象: 小学校高学年,中学生,大人も可.市内外問わずどなたでも(定員50名)
講 師: 柴田 一成 氏 (京都大学大学院理学研究科附属天文台 台長)
      長田 哲也 氏 (京都大学大学院理学研究科 教授)
参加費: 不要
申込み: 11月20日(水)までに岡山天文博物館(0865-44-2465)へ電話でお申込みください.定員になり次第終了.
共 催:京都大学
協 力:SARIF 財団法人宇宙科学研究イニシアティブ

〜 講座概要 〜

「銀河系の中心部のナゾにいどむ京大3.8m新望遠鏡」 長田 哲也 氏
わたしたちの銀河系の真ん中には、太陽の400万倍という巨大ブラックホールがあることがわかってきた。3.8m新望遠鏡には赤外線センサーを取り付け、可視光では見えない銀河系中心部の観測も予定している。その観測からわかる最新の銀河系の謎についてせまってみよう。

「爆発だらけの宇宙と太陽」 柴田 一成 氏
近年の天文観測の発展により、宇宙は爆発だらけであることがわかった。身近な太陽も実は爆発だらけであり、高速プラズマ雲や大量の放射線が放たれ、地球や生命に様々な影響を与えていることが判明した。このような驚くべき宇宙と太陽の最新像を紹介しよう。
(太陽をかすめるアイソン彗星の最新情報も紹介する予定です)


第1回 宇宙☆自然講座 平成25年10月5日(土) 15:00〜17:00
     演 題:「爆発する降着円盤」
     講 師:今田 明 氏(国立天文台岡山天体物理観測所 研究員)
    会 場:浅口市健康福祉センター

我々の住む太陽系や銀河系がどのようにしてできたのか?  宇宙での様々な爆発はどうやって起きるのか?  これらをより深く理解するカギとなるのが「降着円盤」の研究です. 今回の講演では降着円盤を研究する上で最も重要な天体のひとつである矮(わい)新星の最新成果を紹介するとともに, ブラックホールや太陽系外惑星など,降着円盤が深く関わっている天体についても講演する予定です.


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問い合わせは 岡山天文博物館 へ 
岡山県浅口市鴨方町本庄3037-5
0865-44-2465 kamogata@oam-chikurinji.jp 平成22年9月までの休館日はこちら
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