平成18年度 宇宙☆自然講座

今年度も最新の宇宙の話はもちろん,さらに分野を広げて, 天文現象に関係する自然現象などについてもお話しいただきます.パワーアップした「宇宙☆自然講座」ぜひご参加ください!
今年度も計5回の開催予定です.(参加費・申込みは不要です)

★ 今年度から,会場が 「金光」「鴨方」「寄島」の公民館となります. 回毎に変わりますので,ご注意ください!

第5回 宇宙☆自然講座 平成19年3月24日(土) 15:30〜17:00 New!
     演題:「恐竜を絶滅させた隕石のはなし」
     講師:近藤 芳朗 氏(川崎医科大学・川崎医療福祉大学)
    会場:浅口市民会館 鴨方 (鴨方町)

今から6500万年前,中生代の白亜紀と新生代の第三紀の境界(KT境界)で起きた恐竜を含む大量絶滅の原因の中で, 現在最も有力な説とされている「隕石衝突説」を紹介します. 地質年代の話や恐竜の話を交えながら,わずか1cmの厚さのKT境界の粘土層の発見が「隕石衝突説」へと導き, そこに含まれるイリジウムの量から簡単な計算によって恐竜を滅ぼした隕石の大きさが推定できることをお話します.

★ 講座のあとに,観望会も開催予定です.お問い合わせ・申込は
 浅口市教育委員会国際文化交流課 0865-44-7055 までお願いします.


第4回 宇宙☆自然講座 平成19年1月13日(土) 15:00〜16:30 
     演題:「岡山県西部の地形と地質」
     講師:能美 洋介 氏(岡山理科大学 生物地球システム学科)
    会場:浅口市ふれあい交流館「サンパレア」 (寄島町)

岡山県南西部には,吉備高原と瀬戸内海の多島海がひろがっています. そこには風光明媚な地形や珍しい地形が点在し, これらの土台をつくっている花崗岩やいろんな時代の地質・岩石が分布しています. 本講座では,コンピュータでこの地域の地形モデルを表示しつつ, 写真や地図などの資料を使いながら,この地域の地形・地質の成り立ちについてお話します.

講座資料は こちら (PDFファイル 1620KB)


第3回 宇宙☆自然講座 平成18年10月21日(土) 15:00〜16:30
    演題:「我々はどこから来たか」
     講師:奈良岡 浩 氏(岡山大学大学院 自然科学研究科)
    会場:浅口市民会館 鴨方 (鴨方町)

我々,生命は如何に地球上に存在するようになったのだろうか?  この問いに答えることはまだ難しいが,近年, 宇宙や地球の探査により様々なことが明らかになっている. 本講座では自然科学的な立場に立ち,この問題に対するアプローチを紹介する.

講座資料は こちら (PDFファイル 277KB)


第2回 宇宙☆自然講座 平成18年9月16日(土) 15:00〜16:30 
     演題:「インターネットによる遠隔授業」
     講師:相原 玲二 氏(広島大学 情報メディア教育研究センター)
    会場:浅口市民会館 金光 (金光町)

高速インターネットを利用した「遠隔授業」の取り組みの紹介, および相原先生たちが開発されている遠隔授業に使用するシステムについて紹介します.

講座資料は こちら (PDFファイル 736KB)


第1回 宇宙☆自然講座 平成18年7月29日(土) 15:00〜16:30 
     演題:「動き出した広島大1.5m望遠鏡と激変天体」
     講師:川端 弘治 氏 (広島大学 宇宙科学センター)
    会場:浅口市ふれあい交流館「サンパレア」 (寄島町)

広島大学宇宙科学センター附属東広島天文台が2006年5月26日に完成し, 定常観測開始へ向けて調整が進められています. 宇宙科学センターでは,この望遠鏡の機動性を活かして, ブラックホール天体周辺の爆発現象など, 宇宙における様々な高エネルギー突発現象の解明を目指します.

講座資料は こちら (PDFファイル 250KB)


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問い合わせは 岡山天文博物館 へ 
岡山県浅口市鴨方町本庄3037-5
0865-44-2465 kamogata@oam-chikurinji.jp 平成19年12月までの休館日はこちら
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