今年度から「鴨方町天文講座」が「宇宙☆自然講座」へ生まれ変わります!
最新の宇宙の話はもちろん,さらに分野を広げて,天文現象に関係する自然現象についてもお話します.
パワーアップした「宇宙☆自然講座」ぜひご参加ください!
今年度も計5回の開催予定です.(参加費・申込みは不要です)
第5回 宇宙☆自然講座 平成18年2月4日(土) 15:00〜16:30 演題:「星空観望の楽しみ」 * 講座のあとに天体観測会も予定しています(17:30〜) 講師:林 武広 氏 (広島大学) 場所:鴨方町民会館
星空は,大昔から親しまれて,現代でも神秘に満ち想像力をかき立てる対象です.
この講演では,星の観察に適した気象条件等の紹介,
星を観ることの教育的意義や楽しみをお話ししたいと思います.
さらに,実際に双眼鏡や望遠鏡を使った月・土星、星雲・星団・恒星の観望を行い,
望遠鏡の種類による見え方の違いなども実感して頂きます.
講座資料は こちら (PDFファイル 560KB) |
第4回 宇宙☆自然講座 平成18年1月14日(土) 15:00〜16:30 演題:「超高圧実験による地球内部探査」 講師:伊藤 英司 氏 (岡山大学 地球物質科学研究センター) 場所:鴨方町民会館(予定) 20世紀に入って,地震学の進歩によって地球内部の弾性的性質と密度の深さ分布が与えられるようになった. 20世紀後半からは地球内部に相当する圧力・温度条件を実験室で創り出してその物質的構成を明らかにする試みが活発に進められてきた. 携わってきた高圧装置の開発から始めさせていただいて, 超高圧実験によって明らかになった, 地球内部の構成、形成初期の地球モデルなどについてお話したい. 講座資料は こちら (PDFファイル 80KB) |
第3回 宇宙☆自然講座 平成17年10月15日(土) 15:00〜16:30 演題:「星間空間に生命の起源となる物質を探る」 講師:川口 建太郎 氏 (岡山大学) 場所:鴨方町民会館(予定) 星と星との間の宇宙空間は全く何もない空間ではなく,様々な物質が希薄ながら存在しています. そこから送られてくる電波をスペクトル解析することにより, 星間空間に存在する物質(原子,分子)を探り, それを手がかりに地球上の物質,生命体との関連を明らかにする研究の現況を紹介したいと思います. また,最近の野辺山45m電波望遠鏡でのアミノ酸の探査, および岡山天体物理観測所188cm鏡を用いた, 星間空間からの正体不明のスペクトル線の観測についても紹介します. 講座資料は こちら (PDFファイル 360KB) |
第2回 宇宙☆自然講座 平成17年9月10日(土) 15:00〜16:30 演題:「晴れのち曇り,ときどき嵐」 講師:塚本 修 氏 (岡山大学) 場所:鴨方町民会館 鴨方町に天文台ができるきっかけになった理由の1つは「晴れの日が多い」ということでした. また今年は「晴れの国おかやま国体」も開催されています. 晴れの日が多い,ということをデータでみるとどのようになっているのでしょうか? 岡山は雨や災害の少ない瀬戸内海気候になっています. しかし,安心していてはいけません. 昨年の台風のように大きな嵐が襲ってくることもあります. この講演をきっかけに地域の気象・気候について考えてみましょう. 講座資料は こちら (PDFファイル 33KB) |
第1回 宇宙☆自然講座 平成17年7月9日(土) 15:00〜16:30 演題:「地球の公転と植物の戦略」 講師:波田 善夫 氏 (岡山理科大学) 場所:鴨方町民会館 植物は太陽からの光によって光合成を行い, 生長し繁殖するのであるから太陽の光によってその生育は大きく影響されているのは当然である. 地球は太陽の周囲を公転しており,地球から見た太陽の位置は,日々刻々と高さと位置を変えている. したがって,植物はその位置に対応して,もっとも効率よく光を得るための戦術を練る必要がある. 亜寒帯と熱帯では? 季節によってどのような戦略があるのか? などについて考えてみよう. 当日配布した講座資料は こちら (PDFファイル 59KB) |
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