「天文台ってどんなとこ? -岡山観測所講座-」
天文台ってどんなとこなんだろう? どんな人たちがいるんだろう? と疑問に思ったことはないですか? この講座では,博物館のすぐ上の天文台(岡山天体物理観測所)で働くスタッフのみなさんに, 天文台の日常生活から毎日のお仕事,研究,そして宇宙のお話をたくさん紹介してもらいます.
  ※ 小学校高学年以上対象.参加費は入館料(申込み不要)です.
  ※ 以下の内容・日時は変更になる場合があります.

 第14回 「岡山から探るトランジット太陽系外惑星の姿」 New!
   日 時:平成25年1月12日(土) 14:30〜15:30
   場 所:博物館プラネタリウム室
   講 師:福井 暁彦 氏(国立天文台岡山天体物理観測所 研究員)

宇宙には,地球のような生命が住める惑星は他にもあるのでしょうか? その手がかりをさぐるため,世界中で太陽以外の星(恒星)をまわる惑星「太陽系外惑星」の探索・研究が行われています. 今回は,岡山天体物理観測で進められている赤外線観測装置「アイル(ISLE)」を使った,系外惑星の探索やその研究について紹介します.  フライヤーは こちら

 ※ 14時30分からの4次元デジタル宇宙シアターはお休みします.
 ※ 15時からのプラネタリウム一般投映は15時30分からに変更になります.

 特別編 ハワイ観測所講座 「ハワイ すばる望遠鏡から探る宇宙」 終了しました
   日 時:平成24年2月25日(土) 14:30〜15:30
   場 所:博物館プラネタリウム室
   講 師:岩田 生 氏(国立天文台ハワイ観測所)

標高4200mのハワイ島マウナケアは有数の天体観測の好適地で,多くの望遠鏡が宇宙を探究しています. 日本が建設した口径8mのすばる望遠鏡もその一つで,他の望遠鏡にはない能力を活かした独創的な観測で活躍しています. 今回はすばる望遠鏡での最新の観測成果,さらにパワーアップする新しい観測装置のお話や, 同じマウナケアに建設を目指し,日本も参加を検討中の超大型望遠鏡TMTの話題などを紹介します.

 特別編 50周年記念講座  終了しました
   平成23年度は観測所開所&博物館開館50周年を記念して,50周年記念講座として開催しました.

 第13回 「赤外線って何? 岡山観測所の赤外線観測装置で見る新しい宇宙」 終了しました
   日 時:平成21年7月4日(土) 16:00〜17:30
   場 所:博物館プラネタリウム室
   講 師:柳澤 顕史 氏(国立天文台岡山天体物理観測所 助教)

2009年4月23日,岡山観測所の188cm望遠鏡で, これまで人類が見た最も遠い約131億光年というはるかかなたで起こった星の爆発をとらえることに成功しました. 今回は,この光をとらえたアイル(ISLE)という赤外線観測装置や,アイルで見ることができる宇宙の姿を紹介します.(アイルの見学も予定しています)
※ 本講座は「世界天文年全国同時七夕講演会」に参加しています.

 第12回 「岡山観測所の成り立ち -初心者編-」 終了しました
   日 時:平成20年7月5日(土) 16:00〜17:30
   場 所:博物館プラネタリウム室
   講 師:吉田 道利 氏(国立天文台岡山天体物理観測所 所長)

竹林寺山が天文台設置場所に選ばれた理由や建設秘話など,岡山天体物理観測所の成り立ちについて,わかりやすく解説します.

 第11回 「銀河のおはなし」 終了しました
   日 時:平成19年7月7日(土) 15:00〜 約1時間半(予定)
        (当日は15:00からのプラネタリウム投映はありません.ご了承ください.)
   場 所:博物館プラネタリウム室
   講 師:岩田 生 氏(国立天文台岡山天体物理観測所 上級研究員)

たくさんの星などの集まりである銀河は, 宇宙を形作る基本的な単位となる天体です. 岡山天体物理観測所の望遠鏡やすばる望遠鏡などを用いて, およそ140億年の宇宙の歴史の中で, 銀河がいかにしてできてきたのかが探られています. 今回は最新の観測を含めた銀河研究の結果について分かりやすくお話ししたいと思います.
実は,夜空に見える天の川は、私たちが住んでいる銀河系を中から見た姿です. 七夕の日に,銀河に思いをはせてみませんか.

 第10回 「ガンマ線バーストと岡山観測所」 終了しました
   日 時:平成18年7月1日(土) 15:00〜 約1時間半(予定)
        (当日は15:00からのプラネタリウム投映はありません.ご了承ください.)
   場 所:博物館プラネタリウム室
   講 師:吉田 道利 氏(国立天文台岡山天体物理観測所 所長)

宇宙には,突然光を放ってすぐに消えていく不思議な天体がたくさんあります.なかでも「ガンマ線バースト」と呼ばれる天体は,1960年代に核実験査察衛星によって偶然発見されてから,30年以上の長きにわたって,その正体がわからなかったナゾの天体でした. 最近,これが非常に大きな星の死に際の大爆発であることが判明しました. そして,この天体が宇宙の歴史と深く関わっているらしいことがわかってきました. 岡山天体物理観測所では,大学と共同してガンマ線バーストの追跡観測を行う研究を行っており,宇宙の歴史解明に挑んでいます. 講演では,岡山観測所が取り組む「ガンマ線バースト追跡」のようすを,これまでの研究成果を交えてお話します.

 第9回 「鴨方の夜空 〜星の見えぐあい〜」  終了しました
   日 時:平成18年1月28日(土) 15:00〜 約1時間半
        (当日は15:00からのプラネタリウム投映はありません.ご了承ください.)
   場 所:博物館プラネタリウム室
   講 師:岩田 生 氏(国立天文台岡山天体物理観測所 上級研究員)

岡山天体物理観測所では,日本各地の大学などからやってきた天文学者たちが毎晩天体観測をおこなっています. その晩の天気や星の見えぐあい(ちらつき)を調べて, 観測している天文学者に伝えるのも観測所の大切な仕事のひとつです. 特に,星の見えぐあいは,精密な観測を成功させるためのカギをにぎっています. 最近おこなった調査から,鴨方の夜空の星の見えぐあいのすばらしさがはっきりしてきました. 今回はこれらのおはなしをするとともに, 星のちらつき具合をしらべるための装置などを見学していただく予定です.

 第8回 「岡山観測所の研究活動その2:銀河系の地図を作れ」 終了しました
   日 時:平成17年5月14日(土) 15:00〜 約1時間半(予定)
        (当日は15:00からのプラネタリウム投映はありません.ご了承ください.)
   場 所:博物館プラネタリウム室
   講 師:吉田 道利 氏(国立天文台岡山天体物理観測所 所長)

われわれの住む地球は太陽を中心とする太陽系のなかにあり, その太陽系は,銀河系という星の集団の一員です. 銀河系はさしわたし10万光年におよぶ円盤のような形をしており, その中に約2千億個の星があると言われています. しかし,その正確な形は実はまだよく分かっていないのです.
岡山観測所では,ある特殊な星々の明るさの変化をはかる専用望遠鏡を作っています. 星の明るさの変わり方を観測すれば, それで銀河系の地図を作ることができるのです. さて,いったいどうしてそのようなことができるのでしょうか? 
今回は,岡山観測所で進めている銀河系地図作りのとりくみを紹介します.

 第7回 「これからの岡山観測所」 終了しました
   日 時:平成16年11月20日(土) 15:00〜 約1時間半(予定)
        (当日は15:00からのプラネタリウム投映はありません.ご了承ください.)
   場 所:博物館プラネタリウム室
   講 師:吉田 道利 氏(国立天文台岡山天体物理観測所 所長)

岡山観測所が開所してから44年.実は今,観測所で新たな計画が進められています. 今回はその将来計画についてお話しする予定です.

 第6回 「岡山観測所の研究活動その1:さあ鴨方から世界へ発信だ」 終了しました
   日 時:平成16年6月5日(土) 15:00〜 約1時間半
        (当日は15:00からのプラネタリウム投映はありません.ご了承ください.)
   場 所:博物館プラネタリウム室
   講 師:泉浦 秀行 氏(国立天文台岡山天体物理観測所 主任研究員)

いろいろな人が昼も夜も動きまわっている天文台. これまで何回かに渡って,天文台がどんなところか,天文台にはどんなものがあるのか, といったことをご紹介してきました. さて,今回は,そんな天文台でいったいどんな研究が進められているのか, 新鋭観測装置の最新の成果を織り交ぜながら簡単にご紹介していきたいと思います. 実は世界の第一線で活躍しているんです,ホントに.

 第5回 「光害ってなんだろう」  終了しました
   日 時:平成16年3月13日(土) 17:30〜 約1時間半
        (いつもと開催時間が異なりますのでご注意ください!)
   場 所:博物館プラネタリウム室
   講 師:吉田 道利 氏(国立天文台岡山天体物理観測所 所長)

“光害”っていう言葉,聞いたことがありますか? 夜になっても明るく照らしてくれる灯りは, 私達の生活にはとっても便利なものだけれど,天体観測にはちょっと困ることがあるんです. 今回は観測所からの夜景を見ながら,ふだん当たり前に使っている照明について,ちょっと考えてみましょう.

 第4回 「観測所の日常&スタッフってどんな人?」 終了しました
   日 時:平成15年12月19日(金) 15:00〜 約1時間半
        (平日開催になりますのでご注意ください.なお当日は15:00からのプラネタリウム投映はありません.)
   場 所:博物館プラネタリウム室
   講 師:岡田 隆史 氏(国立天文台岡山天体物理観測所 助教授)

観測所のお仕事は星の観測!?・・・と思っているみなさん,観測所スタッフはもちろん昼間もお仕事しています! 今回は観測所ではどんな人たちがいるのか,そのスタッフたちは,ふだんどんなところで,どんなふうに働いて過ごしているのか, そして全国から観測に来るビジターさんはどんなふうに過ごしているのか・・・? ちょっとお邪魔して覗いてみましょう.

 第3回 「188cm望遠鏡と観測装置」 終了しました
   日 時:平成15年10月25日(土) 15:00〜 約1時間半
        (当日は15:00からのプラネタリウム投映はありません.ご了承ください.)
   場 所:博物館プラネタリウム室
   講 師:柳澤 顕史 氏(国立天文台岡山天体物理観測所 助手)

ここ鴨方の望遠鏡は実は日本一の口径を持つことで知られています. 今回は日本国内最大の反射望遠鏡である188cm望遠鏡の仕組みと,天体観測に用いる装置の説明をします. 望遠鏡や観測装置を実際に見て触って動かしてみましょう!

 第2回 「恒例行事・望遠鏡の鏡のメッキ」 終了しました
   日 時:平成15年6月28日(土)15:00〜 約1時間半
        (当日は15:00からのプラネタリウム投映はありません.ご了承ください.)
   場 所:博物館プラネタリウム室
   講 師:沖田 喜一 氏(国立天文台岡山天体物理観測所 助教授)

梅雨の時期といえば,恒例の鏡のメッキ作業! 毎年,新聞やテレビのニュースでも紹介されるので,みなさん良くご存知では? 第2回講座では,そのメッキ作業の様子などをビデオ等で紹介し, 実際にメッキ装置を見学していただく予定です.

 第1回 「岡山天体物理観測所(竹林寺山天文台)ってどうしてできたの?」  終了しました
   日 時:平成15年4月26日(土)15:00〜 約1時間半
        (当日は15:00からのプラネタリウム投映はありません.ご了承ください.)
   場 所:博物館プラネタリウム室
   講 師:吉田 道利 氏(国立天文台岡山天体物理観測所 所長)

竹林寺山にある日本一の天文台,岡山天体物理観測所は,どのようにしてできたのか,疑問に思ったことはありませんか? なぜここが建設地として選ばれたのだろう? 建設するのにどのくらいのお金がかかったのだろう? どんな議論があって,作ることになったのだろう? 作るのに関わった人たちはどんな人だったのだろう? そういえば,昔は東京天文台所属とか聞いたことがあるけど,今はどうなってるのだろう?
第1回では,岡山天体物理観測所の成り立ちを振り返り,そうした疑問にお答えします. いつも目にしているけれども,そもそもどうしてできた施設なのか,皆さん,案外ご存知ないのでは?
講演のあとは,ちょっとした観測所ツアーも行います. 普段入れないところにも少しだけ入り込んでみましょう.今回は,敷地の概観案内です.


問い合わせは 岡山天文博物館 へ 
岡山県浅口市鴨方町本庄3037-5
0865-44-2465 kamogata@oam-chikurinji.jp 平成18年12月までの休館日はこちら
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