岡山天文博物館は浅口市鴨方町と小田郡矢掛町にまたがる竹林寺山の一角(標高約350m)にあります. 古くから観測適地として知られ,同敷地内には国内最大級を誇る188cm反射望遠鏡を備えた国立天文台岡山天体物理観測所があります.

博物館からの眺めは素晴らしく,南には瀬戸内海が広がり,瀬戸内の島々や瀬戸大橋,四国連山を見ることができます. また冬の空気が澄んだ時期には,運が良ければ遠く北の方角に雪をかぶった大山が見られることもあります.


博物館から見える瀬戸内海

阿部神社(阿部山)
竹林寺山にはいくつかの遺跡もみつかっています. 現在進行中の3.8m新技術望遠鏡計画のために行われた発掘調査(竹林寺天文台遺跡)では,古墳時代以降の遺構と弥生時代後期の遺構が見つかり,関心を集めています.

また浅口市には,天文道を学び伝えた陰陽師として知られる安倍晴明にまつわる伝説も数多く残っています. 竹林寺山の隣にある阿部山は,安倍晴明が天体観測のために居を構えたと伝えられており,その名も「あべ」に由来するといわれています. また市内各地には,晴明やそのライバルとして知られる芦屋道満の墓など,ゆかりの地も数多く残っています. ⇒ 詳しい観光情報は浅口市ホームページへ


 館内のご案内

博物館は,プラネタリウム室,太陽観測室,展示室(1階,2階)からなっています. ホールでは天文に関するビデオの上映もしています.
また受付・売店では,天文グッズやアイスクリーム等も販売しております. (喫茶店・レストランはありません.)

  • プラネタリウム室および1階展示室は,車椅子等でも見学していただけます. (2階展示室および太陽観測室へは階段あり)
  • ベビーカー,車椅子(各1台)を常備しております. ご利用の際には,職員まで声をおかけください.
  • 車椅子等でもご利用いただける多目的トイレを設置しております.(ベビーシートもご利用いただけます.なお託児所はありません.)
施設平面図

 岡山天文博物館の沿革

岡山天文博物館は,昭和35年11月岡山県南西部, 浅口郡鴨方町と小田郡矢掛町にまたがる竹林寺山の一角(標高約350m)に, 隣接する国立天文台岡山天体物理観測所の施設の構造・機能および研究等をはじめ, 一般的な天文学の普及を目的に開館しました. 

  • 昭和32年 3月 188反射望遠鏡設置に関して文部事務次官と岡山県知事の間において展示館建設の覚書を交換
  • 昭和34年12月 岡山天文博物館設置委員会発足
  • 昭和35年 3月 展示館建設工事着手
  • 昭和35年 9月 展示館(岡山天文博物館)運営に関して東大総長と岡山県知事の間において覚書を交換
  • 昭和35年10月 建物の完成、展示品の陳列を完了
  • 昭和35年11月 岡山天文博物館として営業開始
  • 昭和36年10月 高松宮殿下御来臨
  • 昭和37年 1月 博物館法第29条の規定により博物館に相当する施設として指定 (S37.1.24 文社施第315号)
  • 昭和37年10月 天皇皇后両陛下行幸啓
  • 昭和40年 5月 設置委員会を運営委員会と改称
  • 平成元年 4月 岡山天文博物館運営委員会より鴨方町に移管
  • 平成元年 8月 天体観測室設置
  • 平成 2年 3月 プラネタリウム設置
  • 平成18年3月 金光町・鴨方町・寄島町が合併して浅口市に (H18.3.21)

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