岡山天文博物館は,浅口市鴨方町と小田郡矢掛町にまたがる竹林寺山の一角(標高約350m)にあります.
古くから観測適地として知られ,同敷地内には国内最大級を誇る188cm反射望遠鏡を備えた国立天文台ハワイ観測所岡山分室(旧岡山天体物理観測所)があります.
博物館からの眺めは素晴らしく,南には瀬戸内海が広がり,瀬戸内の島々や瀬戸大橋,四国連山を見ることができます. また冬の空気が澄んだ時期には,運が良ければ遠く北の方角に雪をかぶった大山が見られることもあります. |
|
|
竹林寺山にはいくつかの遺跡もみつかっています.
平成30年7月に完成した京都大学岡山天文台せいめい望遠鏡の建設のために行われた発掘調査(竹林寺天文台遺跡)では,古墳時代以降の遺構と弥生時代後期の遺構が見つかり,関心を集めています.
また浅口市には,天文道を学び伝えた陰陽師として知られる安倍晴明にまつわる伝説も数多く残っています. 竹林寺山の隣にある阿部山は,安倍晴明が天体観測のために居を構えたと伝えられており,その名も「あべ」に由来するといわれています. また市内各地には,晴明やそのライバルとして知られる芦屋道満の墓など,ゆかりの地も数多く残っています. ⇒ 詳しい観光情報は浅口市ホームページへ |
| |
館内のご案内
博物館は,プラネタリウム室,太陽観測室,展示室(1階,2階)からなっています.
|
岡山天文博物館の沿革 岡山天文博物館は,昭和35年11月岡山県南西部, 浅口郡鴨方町と小田郡矢掛町にまたがる竹林寺山の一角(標高約350m)に, 隣接する国立天文台ハワイ観測所岡山分室(旧岡山天体物理観測所)の施設の構造・機能および研究等をはじめ, 一般的な天文学の普及を目的に開館しました.
|
|
Copyright(C) Okayama Astronomical Museum All Rights Reserved. |